ロプ・ファン・ミエルロは、人間が自然を抑え込もうとする欲求に強い関心を抱いています。
アムステルダムを拠点に活動するデザイナー兼イラストレーター、ロプ(Rop)は、2008年にアイントホーフェン・デザインアカデミーを卒業しました。ファッション、カルチャー、音楽など多岐にわたる分野の著名ブランドとコラボレーションを重ね、彼の作品は絵画からモヘアのウォールハンギング、ハンドタフテッドのウールラグ、サイケデリックなアニメーションに至るまで、さまざまな形で展開されていますが、その多くはドローイングやペインティングから始まります。
「コントロール、あるいはその不在」は、彼の作品における重要かつ魅力的な要素です。動物をモチーフにすることが多いものの、単に生き物を描くのではなく、自由な表現プロセスそのものを重視しています。
ロップのシグネチャー技法は「ウェット・オン・ウェット」ペインティング。これは、水で湿らせた紙やボードに液体状の水彩をのせることで、偶発的で予測不能なビジュアルを生み出す技法です。このコントロール不能なプロセスにより、作品自体が自由に形を取っていき、見る人を魅了するイメージが生まれます。
2020年には、自身の自由な表現から生まれたシリーズをもとに、プロダクトレーベル「Wild Animals(W.A.)」を立ち上げました。

デザイナー
Rop van Mierlo/ロプ・ファン・ミエルロ